あいかわらず吹雪いてる札幌からこんばんわ。
とにかく風が凄いですわ。
ごぉぉぉおおおおぉおおおお・・・・
宮沢賢治だったらどう形容するか気になるところです。
ぐごおーぐごおーと、風が啼ひているのだ。byウソ賢治
さて、今日、例によってLang8で日本語を勉強してる外国の方の日記を添削してましたら
Multi-lingual language learning and language exchange | Lang-8: For learning foreign languages
とある一文が気になりました。
アメリカ人青年のK君、過日友達とサスケのトレーニングジムに行った時、仲間の中に元カノもいたという。
(サスケってアメリカでも流行ってるんですねー、サスケのジム、、、面白そう)
ジム中はワーキャーみんなで楽しく遊び、わだかまりも取れて単なる友人に戻れた、良かった、と安心したその後、何故か元カノを車で家まで送る役になり、車中でなんだか気まずいムードになったという。
友達に戻れて嬉しい、安心感はあるけど、でもなんだか寂しい、ってことはまだ恋心が残ってるような、でも、、、
そしたら、元カノさんも同じ気持ちだったようで、ヨリを戻したい的な方向に話が流れていったらしい。そこでしかし彼は言う「俺たちはこのままでいよう」と。
さて、ここで私が気になった一文が登場する。
「どうせ今の僕にはそんな事を考えている余裕はありません」
ん?
いや、待て、そこに「どうせ」か?
くだんのK君、難しい病気を抱えていて、これから大きな手術が控えている。
「今はそんな場合じゃない」と言いたいのは分かる。
しかし、「どうせ」はダメでしょう。
「どうせ」
どうです?
この三文字を見て、どういう気持ちになります?
もう自動的に
「なんて」
を付加したくなりませんか?
もれなくネガティブな気持ちが付いてくる危険な言葉だと、今日、気づきました。
「どうせいつか死ぬんだから」は、よく聞く言葉ですし、私も使っちゃってます。
その後に「だから今頑張ろう」とか「死ぬ気でやればできる」とかポジティブな言葉をくっつけてはいます
でも、これ、危険ですよね。
煙草と同じで、意識しないで口にしちゃってる可能性大です。
(私は煙草吸わないから完全に私の勝手な意見なんですけどね、喫煙者って意志に関係なく口に煙草を持っていってるように見えるんですよね)
口にする回数が多いと、どんどん回数が増えて、口にする抵抗感が減っちゃいかねないんですよ。
と、思って「どうせ」を検索したら、同じような意見を発見しちゃいました。
http://www.mobilkubota.com/manabi/279.html
同じような、っていうか、私のよりも数万倍かっこいい物語です。
日本には言霊って言葉もあることですし、できればなんていうか「気」の良い言葉を多く使っていきたいなー、と思った夜でした。
では~!