私は、2年前くらいに「引き寄せ」に夢中になった時期があります。
数年前に出会った中国系アメリカ人が次々に夢をかなえてる様を実際に目にし、これって「引き寄せ」じゃーん!と思ったのが、たぶん始まりだと思います。
そのアメリカ人は、本人の努力、行動ももちろんありますが、「映画か?」とツッコミを入れたくなるくらいの実話とは思えないレベルのできすぎた"偶然"により、本当にとんとん拍子に夢をかなえていったのですが、この話はあまりに面白すぎて、そして長くなるので、別の機会に書きたいと思います。
さて、「引き寄せ」です。
昔、昔、「ザ・シークレット」を読んだときは「ふぅん。。。」としか思えなかった「引き寄せ」ですが、実際に引き寄せちゃってる人を見たら「私もー!」と思わずにはいられません。
あれやこれや「引き寄せ」と名のつく本はかたっぱしから読みました。そしてAmazonお得意「この商品を買った人はこんな商品も買っています☆」というお誘いにのり、「引き寄せ」関連の本も手当たり次第に読破。
そんな「引き寄せマニア」になっているときに知ったのが、石原加受子氏の「なりたい未来を引き寄せる方法」です。
不思議なことにこの本は「引き寄せ大好き」と自称する人達の間であまり、というか、全く評価されていないように見えます。
純然とした「引き寄せ」本じゃないからでしょうか?
しかし、氏のこの本は素晴らしいのです。
滅多に本を買わずに図書館ですませる私ですが、紀伊国屋で新品を買い、愛蔵本としています。
「引き寄せ」に興味がある人なら必読だと私は思います。
「引き寄せ」は、「自分がこうなりたい」「あれが欲しい」「I want」を現実化することですが、氏は「I wantが現実にならないのは、実は I really wantだからなのだ」と言います。すみません、ちょっと英語を勉強してるからって英語混ぜちゃいました。
かえって分かりづらいですね。すみません。
つまり、よく言う「潜在意識」です。
「顕在意識=自分で自覚できる欲望」VS「潜在意識=自分では自覚できない欲望」なら、潜在意識が圧勝してしまうのです。
なので、「願いが叶わなかったとガッカリしそうになるけど、叶わないということはそれは実は自分が本当に願ってたことだからガッカリする必要はない」と言うのです。
なんかワケ分からん、って感じでしょうか?
つまり、貴方が今いる場所、今の生活、全て貴方が願っていた通りになっているのです。
すべては潜在意識様が貴方をここまで導いてくれてきたのです。
例えば
「お金に苦労したくない」と思っているのに、実際は「お金に苦労している」としたら、それは「お金に苦労しない」状態を恐れているのです。
「お金に苦労しない状態」に自分がなることを許していないのです。
「お金に苦労しない状態」に自分がなることに罪悪感があるのです。
「お金に苦労している状態」に安心感があるのです。
DV夫と別れた女性が再婚したら、元々は優しい男性だったのにいつの間にかDV夫になった、最再婚したらまたDV夫に、って話、聞いたことありませんか?
これは、その女性の潜在意識が「優しい夫といると罪悪感を感じる」と思ってるからなんです。
「こんなはずじゃない。もっと~~な生活を望んでる」と、顕在意識で思っていたとしても、潜在意識様が同意してくれなければ何事も上手くいかないのです。
では、どうして「こんなはずじゃない」と感じるのでしょうか?
それも本当に上手くできています。
そう感じるってことは、「そうなれるよ」って自分が自分に囁いてるってことです。
書いてる私もこんがらがってきました。
要は、「なりたい状態になる事を阻んでいるのは罪悪感なんだから、そんな要らないものは手放しちまえよ!」ってことです。
「え?罪悪感?そんなのないよ」と言う人もいっぱいいると思います。
でも、多くの人が気づかないだけでココロの底の底の底の方にあるはずです。
深海魚のようにあまり動かずにでも確実に、ココロの底にいるはずです。
もちろん私の中にはゴッツイのがいます。
ようやく自覚できるようになりました。
居場所さえ分かったので、早々にお引取り願ってるところです。
では~