『褒め言葉に苦手な君』
脆そうに見えて怖くて
褒め言葉でしか君に触れない
私を許してください
これは、いつものように 愛するLang-8 を巡回していて見つけた詩です。
日本語がとても流暢な韓国人男性がいる。
面白い文章を書くので、お気に入りに登録している。
とてつもなくエロい記事も多いが、ときおり美しい詩を書く。
今日のがとてもステキだったので、一部引用。
彼の詩集はコチラ Evernote shared notebook:
こういう詩を読むと、エロい部分と、ロマンティックな部分は共存可能なのだなぁ、と思う。
と、いうか、すごくエロい部分があるからこそ、すごくロマンティックにもなれるのだなぁ、とはっきりと思うし、いやいや実際のところ、エロとロマンティックって、根っコはまったく同じだよね、という確信もわいてくる。
エロでもロマンティックでも、それがたとえ切なさだったとしても、どこかに向かって感情が大きく振れるというのは、素敵な幸せなことなのだろうな、と思う。
感受性とか情緒とか、誰かのそういう生な部分、源泉のような部分に触れると、私はしみじみと嬉しくなる。
私は「ごめんなさい」を言うのが苦手だ。
人として、それはマズイよね、と頭では分かっているけれど、咄嗟のときに、すんなりと「ごめんなさい」が口に出てこない。
そんな私は、この
「許してください」
の部分を読んだとき、衝撃を受けた。
とても大きな愛を感じた。
許しを請うてはいるけれど、卑屈になってる感じは全然しなくて、
ただ純粋な、素の、原始的ともいえる愛を感じた。
本当に強い人だけが言える言葉だな、と思った。
許してください
弱い私を許してください
愚かな私を許してください
この言葉を口にすると緊張で心が震えてしまう私は、たぶん、虚勢をはって生きているんだろうな。
素直に「ごめんなさい」を言える人になろう、と強く思った雨の日でした。
では