丁寧な暮らし
季節の手仕事
憧れて、試してはみるものの、継続できない私。
だって面倒くさいんですよ。
あ、言っちゃった。。。
一時期は毎朝、家中の床を雑巾がけしてから会社に行ってました。
確かに気持ちいいです。
もう全ッ然違います。
でも
続きません。
だって無精者なんだもの。
人間だもの。
さて
そんな丁寧な暮らしに憧れる横着大将の私が、お味噌造りのワークショップに参加してきました。
まずは、ワークショップを開催されてる女性が造った味噌をティスティング
生の大根に味噌をつけ、かじる
「んまッー!」
ワインと同様、古いほど熟成が進んで味に深みがでます。
うまい、うまい、言いながら味噌大根をかじり続けるワークショップ参加者たち。
もうこの味噌を売ってもらえばそれでいいんじゃないか?という考えすら横着大将(私)の頭に浮かびます。
お味噌のような発酵食品は私たちそれぞれが持つ菌によって味がかわります。
今回のワークショップのように、同じ材料、同じ日、同じ場所で仕込んでも、それを持ち帰り保管する家が違えば、違う味に仕上がります。
なにより、味噌は素手で仕込む作業をするので、仕込んだ人の手の常在菌によって味が変わるのです。
面白いですよね。
私の菌ではたして美味しくなるんだろうか?
なると信じたいです。
しかし、なんですね
私の手の菌とともに発酵していく私の味噌。
他の誰とも違う私だけのお味噌。
そう考えると、なんだか味噌が自分の子供のように思えてしかたありません。
私の子供(味噌)に、味噌衛門と名付けました。
この子を食べられるのは8月です。
元気に育ちますように。
では、では。