映画、『オデッセイ』を観てきた
あらすじを一言で言うと、「陽気なジェイソン・ボーンが火星で生き抜くハナシ」です。
男が一人で火星に置き去りにされた話、と聞くだけで、アメリカ映画だし、きっとこうなってああなって、最後にはこうなるんでしょう?という予測のもとに観に行ったのだけれど、イイ意味でうらぎられました。いろんな部分で。
ここのところ宇宙モノが続いてたし、しかもそのうちの一つにはマット・ディモン出演してたし、新鮮味はないかなーと思ってたけれど、
とても面白かった!
いろいろ書きたいけどネタバレになってしまうので、抽象的に褒めたいと思います。
これは、純度100パーセントのアメリカ映画です。
この映画に関わったアメリケァンは、彼らのスタイルが持つ良さにきづいたのでしょうか?
アメリカ映画の王道路線のド真ん中を直球(剛速球)で攻めてきました。
エピソードのひとつ、ひとつに「ったくアメリカ人は」と思いながらも笑顔になって、アメリカ人のこういうところが、私はやっぱり好きだなぁ、という気持ちがふくふくわいてきました。
原題は"The Martian"(火星の人)なんですねー。
どうでもいいですけど、マット・ディモンの腕の位置、ちょっとおかしくないですか?
英語のことをちょっと書かせてもらいますと、アメリカ映画を観てるとよく「ファッキュー!」とか「ボーシエット!」とか言って悪態ついてますよね?この映画でもそういうエピソードが出てくるので、ちょっとしか英語を話せないのにエラソーに補足させてもらいますと、「ファック」って実はすごく恥ずかしい言葉なんです。ひとさまの前で言っちゃいけない言葉なんですね。日本語でいうと、、、そうだなぁ、大人の女性がTVで「チ○ポ」って言っちゃうくらいの感じかな?それをふまえて今後はアメリカ映画を観ていただけるとより面白さが深まるかと思われますです。
昨年末からの親の病気のことで、自分が精神的に余裕をなくしてることに気づいてたけど、それはしょうがないよね、だってアタリマエでしょ、とまで考えて自分を擁護してたけど、違ったなー。
一人で火星に置き去りにされること考えたら、屁でもないよ←蛇足ながら「ファック」はこれより下品な言葉ですよ。
自分が「しんどい」と思う状況は、自分がそう思ってる感じてる決めつけてるだけで、ほかの人は笑いとばしちゃうことかもしれない。
だから、どんなときだって、隙間があって風がふわりと通るような軽い心持ちでいたいよなぁ、
最期のとき、そのときにも軽いジョークが言えるような、そんなバーサンになるぞー。
そして
母さんが向こうに行く、そのときも、ジョークを言って送りたい。
と、思った金曜の夜でした。
Take it easy!
楽しい週末をお過ごしください
ではッ☆