そこに文字があれば読まずにいられない、文字ジャンキーの私、年をとるにつれ大作は読めなくなったけど、本を読むのはやっぱり大好きです。
で、
ひょんなことから世の中には「読書会」なるものが存在することを知り、それ以来、いったいどういうことをするのかまったく分からないけど、興味がありました。津々でした。
本は時間内に読むのか、あらかじめ読んでくるのか?
感想を言い合うのか、内容に深くふみこんでいくのか?
謎だらけですが、響きにウットリしてました。
「どくしょかい」
なんて風雅な薫りのする集まりでしょう。行きたい、行きたい♪
先日、そんな風雅な催しを開催している集団があることを知りました。
Read For Action~リードフォーアクション、行動するための読書会、ですかね。
Read For Action –日本最大級の読書会コミュニテ
存在を知ったその日に、私の住んでいる町で開催される読書会を調べてみたら、開催予定が一回しかなく、しかもそれが私の"興味あるナウ"の本(英語学習書)と、"昔から大好きな本"(小説)の2冊を同時に扱う会でした。
即座に申し込みました。
こういうのを引き寄せって言うんでしょうか?単なる偶然ですか?
さて、その読書会ですが、とても面白かったです。
本を読まないんですよ。
英語学習書の方は、章ごとに各自サラ~ッと目を通して内容をざっくり把握する。各章1分くらいしか時間がないので、ホントにパラパラ~ッとです。
で、テーブルごとにざっくり把握した内容を確認していきます。
ザックリなんですが、けっこうちゃんと読めるんですよ。そこに私はとにかく驚きました。
そして同じテーブルの仲間の一言で気づくこともあったりして、「ちゃんと読んだ」という満足感があるんですよね。
以前からこの読み方のことを知ってはいましたが試したことはありませんでした。根っからの貧乏性ゆえか全部読まないと損したような気になってたんですね。
でも、実際にやってみたら、この読み方でも内容を把握できるし、なによりザクザク読めます。
文学小説のような行間を拾うような読み方はできませんが、このザックリ読みでビジネス書なんかは全然問題ないですね~。
このザックリ読書会が終わったら休憩をはさんで小説の読書会の時間です。
こちらは、小説中の会話の部分だけをいくつか抜き出した紙を渡され、参加者で寸劇しました。
もう「読書」からは完全に離れてます。これを読書会とよんでいいのか?
と一瞬思った読書会ビギナーの私ではありますが、完全に役に入り込んで演じました。
一言、二言のセリフしかありませんでしたが、自分がこういうことを何の迷いも恥じらいもなく、できることを再確認できたのは大きいです。
私は、もしや役者に向いてるのやもしれません。容姿さえなんとかなれば...
とにかくこちらもかなり楽しめました。
初の読書会への参加が終わって感じたのは、
『本を読むのはあまり好きじゃない、でも本は読みたい、という人こそ、読書会に行け』
です。
では~☆