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Uni-ya

~うに家~Drop at our house if you happen to come this way.

嫌い vs 憧れ

日本っていう国は、初対面の人とか年上の人には(表面上は)丁寧に接する、という文化がありますよね。

韓国ではもっと厳しいらしいですね。

これは儒教の影響だとネットには書いてあります。

ふぅん、そうなんだ、、、儒教、ね。

儒教って何?宗教?哲学?

私は「ジュキョウ」という読み方しか知らないレベルですが、それでも年上の人に馴れ馴れしい態度とか言葉使いとか、できません。

部活経験もあるので、なおさら先輩にタメ口とか、ありえないです。

もちろん会社員としての人生をスタートさせてからも同じ態度でいたわけなんですが、ある年、先輩どころか課長や支社長にすらタメ口で話す女の子が入ってきて唖然としました。

 

新入社員歓迎会の席、私の隣に座ったその子、タメちゃんは

「ウニさん、マジ面白い!めちゃウケる!モテるでしょ?こんな面白いんだもん、そうに決まってる!」とビール片手にウヘウヘ笑いながら「でしょ?」「ん~?」とまるでオヤジのごとく何度もからんできたときには、どう返したらいいか分からずテキトウな返事をしてごまかしました。

私の中には、彼女のように、良く言えばフレンドリー、悪く言えば無礼なふるまいをすることは許されない、というルールができあがってました。

単に思ってることをポロリポロリと言っちゃってるだけ、なんですけどね。

四角四面な私には「ありえない行動をとる人物」にしか見えなかったんです。

 そう、そのときは、私は、ただ口をあんぐりあけてる程度だったんです。

 

その後もタメちゃんは自由街道を驀進します。

直属の上司に「給料いっぱいもらってるんでしょー!明細見せて~」と言ったり

(そして上司は見せた)

出入りの年配の業者さんに「また書類忘れたの?ほんとボケてる(笑)ボケ老人だw」と笑ったり

(業者さんはゴメンゴメンと苦笑い)

向かいの席の人に対する不満を隣の席の人に延々グチったり

(翌日は隣の席の人に対する不満を向かいの席の人にグチる)

仕事を頼まれると、「えーやったことないから出来なぁい」と言ったり

(教えてくれればやるけどぉ、とは一応つけたす)

 

そのたびに私はイライラしてました。

いえ、イライラどころかもっと高温の怒りでふつふつとしてました。

 

あるとき、このことを友人に話したら、「それは嫉妬だよ」と言われてものすごく驚きました。

私「いや、いや、いや、違う、違うって。会社員としておかしいでしょ?って話だよ」

友「違わないって、羨ましいんでしょ、その子のこと」

友「屈託なく何でも自由にしちゃうのが妬ましいんだよ」

友「ウニがそうしたいと思ってる。でもしちゃいけないと思ってることを、してる」

友「ウニがガマンしてることを平気でしてるその子に、嫉妬してる」

私「・・・・・・違う、と思う」

 

 

違わないんですねー。

 

「お行儀良くしてなきゃいけない」という呪縛にがんじがらめ、「良い子」という呪いの札で自分の心にフタをして、自分が本当はどうしたいか、どう感じてるのかっていうことが見えなくなってたんですね。

でも心の底の方では分かってる。

 

大嫌いなあの子は、実は、私が自分に禁止してることを躊躇なく実行する、スゴイ女性だったのです。

 

 

 

と、ここまで書いていったん「下書き」にしてました。 

この後、どうやって話を終わらせるか後で考えよう、と思ってたんです。

 

 

実は、タメちゃんは産休で会社を休んでます。

会社に出てくるときまでに心の整理をつけなきゃな~...と思いながらこの記事を書いてたんですが、「下書き」にした次の日に、タメちゃんが用事があって会社に顔をだしました!

 

びっくり

 

おいおいブログに書いたらホンモノ出てきたよ

 

 

 

 タメちゃんを嫌っているのは、実は羨ましいから

私が自分に禁止してることを軽々とやってしまう彼女が妬ましいから

私が作った禁止事項は親にすりこまれた価値観に過ぎない、万人共通のものではない

 

頭では分かってるんだけど、

 

「やっぱり同じ空間にいるのイヤだ。。。つくづくイヤだ。。。」

 

と、感じました。

 

 

 

「誰からも好かれる人」を目指したいとは全然思わないけど、

「イヤだな、と思う人をゼロにしたい」と、願った午後でした。

 

 

ではでは