私は喋ることが苦手だ。
喋る、というと語弊があるかもしれない。
なんていうか、自分が大切だと思うこと、本当に自分が感じてること、それを伝えることがとにかくどうしようもなく、 下手だ。
先日、あるワークショップに参加した。
少人数の集まりだったけど、それぞれまったく個性の違う人たちが集まっていたので、いい意味で、違いを楽しめた。
そういった少ない人数のこじんまりとした席でも、私はまごまごと言葉数だけやたら多く感想を述べる。
本心からでた言葉なのかどうなのか、借り物の言葉なのかどうか、分からなくなってしまう。
しかしわたしは既にそういった私の性質を熟知している。
言い訳をかねて、「話すのが苦手で…」と付け加える。
そうすると、ワークショップ主宰のかたが「いまは言葉を溜める時期なのかもしれませんね」
「いつかそれを出す場面がくるはずです」
と言った。
あぁ、そういう考え方もあるのか、伝えられないまま、そういう人なんだと思って諦めるか、それとも伝えられる人になるよう努力するか、私はそう思っていたけど、いつか中から、言葉の方から外に出てくる時がくるのかもしれない。
いや、くる ハズ なんだった。
なにごとも
誰でも
得意と苦手、プラスの面とマイナスの面、誇れることと恥ずかしいこと、それは背中合わせで
どちらの方向から見るか、だけ、
だし
そこに意識が強く向いているということは
嫌いは好き
いつかは、オセロのように ぱたり ひっくり返る
黒が白になる
可能性は多いにある
楽しみは多い方がいい
いつか、ホールのようなところで大勢の人を前に話す人になるかもしれない
なんてね
そんな妄想も頭をよぎる連休の中日でした
では