以前、人の特性についても書いた私は、
その人の持って生まれた能力
とか
潜在的な特別の才能
とか
趣味嗜好の傾向
とか、
「意識」(潜在意識、無意識)ネタが大好きなんだと思う。
先日、TEDトークで、脳障害をおったアメリカ人の脳神経学者のスピーチを見た。
早朝、左側の脳血管から出血して、じょじょに左脳の機能を失っていった彼女は、
体のバランスをとるのが難しくなり、文字を認識できなくなり、言葉が喋れなくなった。
普通は、ショックを受けて、大変だ!どうしよう!とオロオロしてしまうところだと思う。
なにせ脳神経学者だから、自分の体に何が起こってるのか詳細に分かってしまう。
しかし、
病院に運ばれるまでの間、じょじょに脳の機能を失っていく間、
彼女は多幸感に包まれていたという。
自分の体と他の物質、壁とか、との境界線があいまいになり、すべての物に愛を感じ、すべてが美しく見え、この世は楽園であるかのように、感じていたという。
そして彼女いわくは、実際、この世界は楽園である、らしい。
左脳は、言葉を理解したり、計算したり、論理的判断をする思考脳、右脳は、匂いを感じたり、味を感じたり、見たりする感覚脳。この辺は皆さん、ご存知のことと思う。
私が知らなかったのは、左脳は過去の経験から未来を予測する機能をにない、右脳は、今、この瞬間だけが全てだということだ。
そして、ここからがトンデモワールドになるのだが(私の大好きなパートでもある)
全ての人は右脳を通してつながっている
のだ、そうだ。
すべての人がつながているので、敵も味方もない。
体を分ける境界線もなく、ゆるやかに分子同士がつながっているので、「あなた」と「私」「彼」「彼女」と、私達の目には違う個体に見えるけれど、「人」という大きな一つの個体であるらしい。
私達の右脳にとっては。
オモシロイ!
そして、この「ゆるくつながっている」は、私が以前から考えていたことなので、ものすごく納得してしまった。
だって、おかしくない?全てのものはつきつめてくと、小さいモノ。分子だっけ?あれ?ナニ子だっけ?になるんでしょ?
っていうことは、人の肌表面にだって、?子と?子の間に必ずスキマがあるわけで、そのスキマにはナニがあるんですか?という疑問。
そこに触れてる酸素とか匂いとかの?子との境って曖昧なのでは?と、ずっと思ってたのでした。
やっぱりつながっていたのか、という、してやったり感。
しかし博士いわくは、「右脳の意識がお互いつながっている」という。テレパシー的な何か?
「TEDトークの短い時間枠では全部話しきれない」と言ってるので、たぶん、もっとディープなトンデモネタがあるのだと思う。
話を戻します。
左脳優位で生きていくと、過去のことをグチグチ考えたり、将来の不安でオタオタしたり、あの人のアレはアレだからきっとアレなんだわと勘ぐったり、
それはそれで必要なんだと思うけど、なにせ左脳と右脳と両方あるということは、必須だから退化してないわけで、だけど、右脳にもうちょっと頼って生きるとたぶん毎日がもっと楽しくなるよなぁ、と、しみじみ思ったのです。
だって、「今」しかないわけだし、敵なんていないわけだし。
我々がもっと右脳の意識で生きると、世界は平和になるよ、とこの博士は言っているのです。
ちなみにTEDで話してるくらいなので、博士は完全に復活してます。
字幕が出るので、興味のある方は見てみてください。
(画面右側下の音量の右隣にある□から日本語字幕が選択できます)
今、ちょっと英語勉強強化月間をしていて、毎日、毎日、わりとマジメに英語を頭につめこんでいる。
そうすると、頭の中、意識?が常に緊張してるかのようになるのが分かる。ピリピリキリキリしてく感じ。
あぁ、日本の受験制度ってだから良くないんだろうなー、と思いながら自転車をこぐ夏です。
では