今日、会社に、某政党の某さんが、「選挙前のお願い」に来た。
私が勤める会社は建設系の会社なので大人のシガラミが多く、選挙のたびに色んなオジサン達がこういう「お願い」に来る。
今までは、しらーーー(-_-)ーーとした思いで、熱くるしく語るオジサンをぼんやり眺めてるだけだったのだけど、今日はなぜだか「この人、スゴイなぁ」とイキナリ思った。
だって
誰も聞いてくれてないかもしれないのに人前に立って話をして
自分どころか家族全員のプライベートさらして
だれかれかまわず頭をさげて
それで生計を立てていたであろう自分の前の仕事はやめて
私には絶対出来ないなぁ、と思った。
そう思うと、拳をふりあげながらツバを飛ばす勢いで大声を張り上げてるオジサンも、「私ができない事をしている」という点で、尊敬だなぁ~と思った。
でも、
そのオジサンの政党には投票はしないけどね。
パニック映画なんか観てると、よく「こっちだ!」と先頭に立って皆を導く人が出てくる。
あぁいう人って、どういう人なんだろう?
もし私がそんな立場に立たされたら、周り全員、小学生だとしても「こっちだ!」とは言えない気がする。
「えっと、こっちじゃないですかね?こっちなような気がするようなしないような...」くらいなら言えるけど、「こっちだ!」って言い切るそんな自信ない。全然ない。
たぶん、政治家になろうとする人は、「こっちだ!」派ですよね?
全国の政治家の皆さん、ご苦労さまです。
選挙カーでの「お願いします」の連呼は控えめにお願いします。
では