Uni-ya

~うに家~Drop at our house if you happen to come this way.

それでも何者かになりたくて~☆祝☆ご結婚

いつのまにやらすっかり落ち着いたようですが、「福山結婚」の衝撃で日本は一時騒然となってましたね。

悲しんでる人の気持ち、私はすごく理解できます。

まさか福山雅治と結婚できるなんて、これっっっぽっちだって思ってたわけじゃない。

ただ、"結婚"によって、彼が遠い人になってしまうのが、悲しいんですよね。

何よりも誰よりも、もしかすると自分自身よりも大切なモノを手にした彼は、今までの彼とは違う人になってしまう。

他の誰かを見つめている彼の、背中ばかりを見ることになるような気がする。

それが、寂しいんですよね。

分かります。

 

 

さて、そんな今回の結婚騒動で、私が驚いたのは、結婚そのものよりも、彼がファンに宛てた手紙の一文です。

 

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もともと才能なんてないと自覚しながら、それでも何者かになりたくて、自分自身と格闘しながら活動してきました。

 

ソースはコチラ⇒

福山雅治、ファンクラブ会員への結婚報告“手紙”全文 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

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あぁ、そうなのか、福山雅治だって、そんな風に感じてたんだ。

悩んだり、不安になったり、迷ったり、自分を信じられなくなったり、もうやめちゃいたいーっと叫びたくて、でも、それでも、どうしようもないくらい、止められないくらい、欲しいものが、なりたい自分が、あったんですね。

あんなに人気があるのに。

生まれ持ったギフトの声、見た目、回転の早い頭があって、歌だって、芝居だって、喋りだって、大成功をおさめてるのに。

 

これって、万人に共通の悩み、なんじゃないかなって思いました。

たぶん、みーんな、みんな、同じことを考えてるんじゃないかな。

規模は福山クラスに遠く及ばないけど。

 

少なくとも私はそうでした。まだ少しもがき中ですが、以前よりずっとずっと熱量は減りました。

 

『認められたい

自分はたいしたことないって、分かってるけど

抜きん出た才能なんか、ないけど

でも、私の事を、見て欲しい

すごい、と言って欲しい

何らかの影響を、どこかに、誰かに残したい

 

でも、じゃ、努力が必要じゃない?

他の人よりもたくさんの努力、してる?

才能ないんなら、努力しなきゃ』

 

↑こんなのが脳内ループしてました

 

それが最近、なんだか悟っちゃった(?)というか、枯れた(?)、というか、そういう「何者かになりたいー」っていうアツい欲望がかなり落ち着きました。

 

精神的隠居?

 

冬眠モード?←北海道はそろそろ冬

 

 

ともあれ

 

福山雅治さん、吹石一恵さん、ご結婚おめでとうございます。

私なんかが願わなくても、お二人のことなので、末永く仲良く、今以上にめっちゃくちゃ幸せになると思いますので、どうぞそのまま進んでいってください。

そして

私たちに、幸福をほんの少しおすそ分けしてください。

 

 

福&吹「あ、これ、お口にあうかどうか分からないんですが、私達ちょっと幸福を作り過ぎちゃったので、良かったら少しもらってもらえませんか」

 

 

ハッピーな祝日を☆

 

では☆