Uni-ya

~うに家~Drop at our house if you happen to come this way.

さいごの涙

最期のその時の一瞬前、私は泣くだろう

人生で流しきれなかった涙を

からだに残っている苦い水を出しきるために泣くだろう

 

7歳の夏

花瓶を割ったのは、私じゃなかった。

 

19歳の秋

初めての裏切り、初めての本物の恋。

 

45歳の冬

白い煙になったあなたを娘と見上げた空。

 

60歳の春

こんなにも、ありがとう、を聞けるなんて思わなかった。

 

 

85歳、早春

そして、私は微笑んで、

大きな川を渡る

 

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会社の近所に神社があります。

昼間、その前を歩いていたら、しゃんしゃん、と鈴の鳴る音が聞こえました。

木立の隙間から見ると、腰の曲がったお婆さんが一人、手を合わせていました。

日常の中に神社があって、気になったとき、単に前を通りかかったとき、嬉しいとき、悲しいとき、小さな自然の中に入って行って、「ありがとうございます」と感謝する、これってなかなかにステキな伝統?文化?だと思うのです。

きっちり、がっちりとした信仰がなくっても、「なんとなく何か大きな力に守られてるような気がする」

たぶん、多くの人は、そう感じてますよね。

 

いろいろあるけど、日本ってけっこう良い国ですよね。

 

 

こんなにも寒いのに木の幹に一本だけ、新しい葉っぱが生えてました。

健気だなぁ、強いなぁ、したたかだなぁ。

 

この葉っぱみたいに、世界中のみんなが、たくましく生きて、小さな幸せにほっこりする時間をたくさん持てたら良いなぁ、と思った冬目前の秋の日。

 

 

寒い、ストーブつけたい、でもガマンだ、いや、でも寒すぎる、、、お風呂はいろう。。。

 

では~